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「ぼくらはそれでも肉を食う」その①

 

ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係

ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係

 

 

文化人類学系の、人と動物の関係に関するレポート。

表紙の絵は畑正憲(ムツゴロウ)さん。

 

覚書

イルカセラピーというものが、いろいろな病気、神経症や精神病に効果があるといい、海外では法外な金額をとりセラピーを行っているが、科学的には根拠がない。

 

アメリカのイルカセラピー プログラムでは人工プールで生まれたイルカが利用されるけれど、他の国では大量捕獲によって捉えられた野生のイルカが使われるのが普通だ。

たった1頭のイルカを捕獲するために7頭ものイルカが犠牲になる。生き残った1頭の行き先は、言ってみればイルカ用のグアンタナモ収容所だ。イルカは残りの人生をコンクリートのプールのなかでぐるぐるとまわって過ごす。

複雑な社会生活をいとなみ、洗練されたコミュニケーションシステムを持つ知的な動物をつかまえてきて、自閉症の子どもたちに尽くすセラピストに変身させる権利がわたしたちにあるのだろうか?

 

 覚書

飼い犬やペットと飼い主が似てくることには科学的な根拠がある。

 

まず、

「人間は、自分と同じぐらいの魅力を持つ恋人に惹かれやすい」

というのを、社会心理学者が発見していて、

 

それを踏まえて、飼い主の人間の性格やスタイル(風貌)から、ある程度その人間が好意を持ちやすい動物(髪の長い女の子ならビーグル、髪の短い女の子ならハスキー)が特定できることを証明。

 

そして、収束説というのがあって、

それは、「人間どうしが夫婦の結婚生活が長くなるにつれて顔が似てくるという収束が起こる」ということが明らかにされているらしい。

 

もう一つ、選択説というのもあってこれは、「そもそもペットを選ぶ際、わたしたちは知らず知らずに自分に似た動物を選ぶというもの。」

 

なので、成長してどういう姿に変わるかわからない雑種より、純血種を選んでいる飼い主とその純血種のペットは、(顔が?)似てくるということになり、

それを調べてみたと。

 

調べ方は、ドッグパークをうろついて飼い主と犬の写真を撮ってまわり、飼い主と、飼い犬(純血種)と、関係のない犬の写真を分けて、学生たちに正しい飼い主の犬を当てさせた。

そして、成功率は3分の2となり、(通常なら50パーセントの確率)一部の飼い犬と飼い主が似てくるという考えは科学的にも証明されてるらしい。

 

こういうことって証明されてるんだ。。。