読書兎の書庫

読書、音楽、映画、雑記

2017-01-01から1年間の記事一覧

「この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた」①

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた 作者: ルイスダートネル,Lewis Dartnell,東郷えりか 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/06/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (11件) を見る 大破局かなにかで人類が去ったあとの世界の荒廃…

2017年 この半年で聴いた音楽(邦楽篇)

音楽関連、今年知った、ここまでで聞いたアルバムでよかったもの暫定で。 ① d.a.nのミニアルバム 「tempest」 TEMPEST アーティスト: D.A.N. 出版社/メーカー: SSWB / BAYON PRODUCTION 発売日: 2017/04/19 メディア: CD この商品を含むブログを見る d.a.nは…

今日も負けてスポティファイを聴く。

例によってとりとめのない話。ルービックキューブがある。くるくるまわして、同じ面の色を一つの色にする正四角形の玩具。いま音楽の話をしてみている。 昔、レコードがあった時には、あるいはラジオで皆が音楽を聴いた時にはその人々は、想像力を働かし、イ…

自由という牢獄(というタイトルは重すぎる)

日記の更新しようと思って、気がついたらあっと言う間に前の日記から20日ぐらいたっている。だいたい時間がたつのたつが経つだったか自信がないので平仮名にしているぐらいである。ぐーぐるで調べるのも面倒くさい。 最近はルグゥインと飛さんぐらいしか読ん…

村上春樹 「騎士団長殺し」 スタバで読むのではあらない

(ネタバレも少しはあります) 「騎士団長殺し」発売日に買ったのに、やっとこさ読了。 ル・グィンばっかり読んでて、こっち忘れてた。 世界から注目されているプレッシャーって、想像できないなー。 話の流れや落ちはともかく、、、 その「物語を信じる力」…

「壁と卵」の解題・あるいはカネという奴を信じないということについて。

2017年1月29日これはただの文章、若しくは思考実験である。 金って言う奴から離れる。なぜならば……ということをいまから説明する。例えば血液型占いや、血液型による性格判断が当たっていたとしよう。実際はどうだかわからない。そんなものないと科学が実証…

「世界が終わる夢を見る」と村上春樹

亀山郁夫「世界が終わる夢を見る。」 のpart1神の夢ー1Q84のアナムネーシスを読む。 象徴化の執念、全体を描きたいというものすごく強い意志、見世物の世界に騙されるという素直な心構え、アナムネーシス(想起)、人間の魂が真の知識であるイデアを得る過程…

京都と高知と上林暁

あけましておめでとうごさいます。(遅い) 一月半ばに京都に行く機会があり、ついでにあの伝説の同人本(みたいな話を聞いたことがある)、「sumus」に関わられた山本善行さんの古書店、善行堂に行った。 善行堂にて、2冊の本を買った。土曜社という出版社…