読書兎の書庫

読書、音楽、映画、雑記

2018-01-01から1年間の記事一覧

今年よく聞いた音楽2018

今年聞いたアルバムなどと一言コメント。 □マカヤマクレイブン。モダンジャズ。宇宙人に送るレコード(ボイジャーに載せたゴールデンレコード)に入れるべきだったmixtape Where We Come From (Chicago x London Mixtape) アーティスト: MAKAYA McCRAVEN 出版…

ドナルド・トランプの危険な兆候

第1章は、トランプ大統領を病的ナルシシズム、自己愛性パーソナリティ障害、社会病質(サイコパス)、妄想性障害、認知機能障害(認知症)やパラノイアの見地から見た精神科医や科学者、専門家がその危険な兆候を記述した章 第2章は、っていうか大統領のことを…

走ると。

これぐらい敷居が低いと走るのも楽しくなる。ぼくも毎朝走ったりウォーキングしたりするけど、雨降りは行きたくないんだよなあ。 確かに走ったあとは、他の行動をすることがスムーズになったりするから、いいんだろうな。過去の偉人たちもしょっちゅう散歩し…

大事なことはすべてグランドレベルでやれ。

まちにパーソナル屋台を出して、コーヒーをふるまうことは、あくまでメタファーだ。屋台であることや、何をふるまうかは、実はそれほど重要ではない。本質は「マイパブリック(私設の公共)」が、誰にでも平等に与えられているグランドレベル(地階・地上・地平…

ネットに繋がったままで音楽を聴くという行為

ネットに繋がったままで音楽を聴くという行為、が嫌になった。というところだろう。spotifyは勿論使っているし、インターネットの普及は仕方のないことであるけれども、それでも本は普通に紙でしか読んでいない。それと同じように、音楽も、やはり完全にデジ…

インターネットへの依存?

結局SNSはほぼやらなくなってる。最近ネット依存が未成年で問題になってるけどネット依存は大人もそうだろう。でもネット依存ってなんだろう?その言葉はほぼなにも意味してない気がする。 いまのスマートフォンはなんでもできる。パソコンの遠隔操作だって…

BBCradio6

spotifyで聞いても最近は特にロックみたいな音楽を意識しなくなっているのだけれど、BBCのradio6だけは今でもちっとも変わらずロックミュージックを流している。かけている曲それぞれを分けたら、特に趣きも無くなってしまうのかもしれないが、それぞれのdj…

羊をめぐる冒険Ⅱ

読了。最近この物語で起こっているような出来事がよく起こる。なんだろう。と言っても羊男に出会ったとかいう訳ではないけれど。最初の頃の村上春樹はまだ物語のつくりが荒い感じもするけれど、この時点で既に今ある物語の部品はすべてあることに驚く。運転…

羊をめぐる冒険

あと3分の1で読了。村上春樹はうちに全部あると思ってたのにこれだけ単行本でも文庫でもなかった。すごく若い時に読んだ記憶があるが、すっかり忘れてる。いまの構造の元になっている最初の小説。いわしという猫、いるかホテル、羊博士、羊男、耳の完璧な女…

過去は古く未来は新しい、のか?

過去は古く未来は新しいというイメージは昔からある。例えば機器は発達する。進化論という考えかたをダーウィンが唱えたり、ビッグバンの概念とかから現在のそのイメージがある気がする。でも聖書とかの時代にはそうではなかった気がする。新しくなればなる…

伝承と文学

昔のボブディランを聴くと(それはかつて僕が若かったときの話だけれど)、まるでヒップホップのようだった。こう思った。こんなのは歌詞が分からないとわからない音楽じゃないか。もちろん洋楽をいろいろ聞いてたから成り行きぐらいは知ってる。ユダって呼ば…

完璧なものそれは作り続けている瞬間だけだ。

と考えた。どんな素晴らしいものも作品も風化するし、他者のそれを考えると差異が生まれるし、その瞬間に没頭してなにかをしている状態だけは、完璧かもしれない。でも俯瞰はできないな。批評も、評価も出来ない。だからいいか悪いかはわからない。でも続け…

昨日の今日で暑さは凪(でもない)

技術は進歩するって言うけど、それでホントに人間は進歩してるかは謎って話で。技術はえらい進歩した。例えばSNSでもパソコン通信から始まって、(正確な名前忘れたけど)mixiとかブログが最初あった。そのあとがツイッターとかフェイスブックだったっけ?そん…

弱さと罠

アプリゲームなどをやめて、iphoneのいつも手がそこに行こうとするようなアプリを棄てると、青空文庫のような有志が集まって構築した文章などにアクセスできる。できなかったのは自分の意思の弱さで、もともと意思の強い人間はゲームなんかせずともなんでも…

グダグダって漢字あるのかなと思ったらgdgdしか出てこなかった。

過去の文章を振り返って、つまんねえこと書いてんなって書こうと思ったところが、振り返ってのところが、「ふかえりって」になってる。ふかえりってなんだっけ?村上春樹の登場人物だったっけ。世の中はなんだか金ひとつが重要になっちゃって神社の境内とか…

ル・グウィン「オメラスから歩み去る人々」

ル・グウィンの「風の十二方位」に所収の、「オメラスから歩み去る人々」を去年(2017年)に読んだ。短編でページ数は10ページぐらい。 簡単な概略としては、 オメラスという国が幸福に繁栄している。その国には、あらゆる人々がいる。国家を形成する男性女…

2018年元日から。

本の話ではないけれど。 換気扇が動かない。いや、正確に言うと動かない訳ではなく、スイッチを入れて少しの間止まっていて数秒後にカタカタカタと仕方なく動きだすのだ。動きはじめると忘れていた記憶を思い出したように軽快にまわる。止めてもその後すぐに…